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Okinawa Trip, 2019.12 (day3-4)

2019.12.18 · 1670 words · 4 minute read
  diary , trip

3泊4日沖縄の旅、3日目は本島南部を巡る。

前回の話はこちら Okinawa Trip, 2019.12 (day1-2)

12月15日、沖縄3日目

3日目の朝は、南城市・知念にある斎場御嶽へ。

斎場御嶽

ここは、沖縄に数ある琉球王国の聖地、その中でも最高位の場所。

大庫理

大庫理(ウフグーイ)

最初の拝所、大庫理(ウフグーイ)は大広間という意味を持つ。
手前側には平らな石畳の敷かれた祈りの場(ウナー)があり、一般人が入れるのはここまで。この先は祈りを捧げる人のみが上がれる場所。

参道

ガイドの方に説明してもらいながら、参道を奥へ奥へ進む。

砲弾池

砲弾池

途中、米軍の砲弾が着弾して出来たとされる池がある。

寄満

寄満(ユインチ)

王宮の台所を意味する寄満(ユインチ)が二つめの拝所。
実際に料理をするわけではなく、台所に新鮮な食材や交易品が集まる様から豊穣に満ちた場所として解釈されているようだ。

シキヨダユルアマガヌピーとアマダユルアシカヌビー

シキヨダユルアマガヌピーとアマダユルアシカヌビー

鍾乳石から滴り落ちる水を受け止める二つの壺。中に溜まるのは神聖な水のため触れるのはNG。
壺に溜まった水を儀式や占いに使っていたとされる。

そして、岩と岩が重なり合っている一番深い場所へ。

岩と岩の重なる場所

自然に出来た、自然の産物。

中から上を見上げる

中に入るとこんな感じ。

自然のトンネルの先

岩のトンネルを抜けた突き当たりには三庫理(サングーイ)、抜けて右手にチョウノハナ、二つの拝所がある。

三庫理

(人がひっきりなしに来るため全体的に撮影できず…)

久高島を望む

左側に見える海の先に神の島、久高島が見える。
太陽が昇る東側、この島に琉球開闢の祖アマミキヨが降り立ったとされる。

いわゆる パワースポット からエネルギーをもらい、御嶽からほど近い知念岬へ。

知念岬公園を見下ろす

ここは沖縄本島の東側。目の前に広がるのは太平洋。
沖縄本島は西側のビーチがメジャーだけど、東側の海もとても美しい。むしろ東側の方が美しいかもしれない。

しばし海を眺めたら車で南下して奥武島へ。

奥武島の橋と砂浜

橋を渡ると真っ白な砂浜、そして

いたるところに居る猫、猫、猫。

注文用紙に乗る猫

天ぷら屋さんの注文用紙が飛んでいくのを押さえる仕事に従事する猫。

食べ物を欲しがる猫

お刺身と天ぷらを買い、海辺のコンクリートに腰掛けているとショバ代を要求してくる猫が。

ぐるっと車で島を一周した後、首里城方面へ。

首里城周辺の石畳

駐車場に車を止め、金城町の石畳の道を下っていく。

首里殿内

3日目の昼食は、首里殿内(スイドゥンチ)にて。

沖縄そばとジューシーのセット

沖縄そば定食、くふぁジューシー付きを食べる。やっぱりそば。毎日沖縄そば食べてる。

昼食を食べ終わり、再び石畳の坂へ。今度は首里城に向かって上っていく。

金城村屋とガジュマルの木

金城村屋

坂の途中、大きなガジュマルの木のそばにある金城村屋(カナグシクムラヤー)。
村屋の隣には共同井戸、金城大樋川(キンジョウウフヒージャー)がある。

金城大樋川

さらにの坂道を登っていった先で、少し休憩。

石畳茶屋 真珠(まだま)の果肉たっぷりマンゴーかき氷 1000円。

真珠からの眺望

気持ちの良い風を感じられるテラス席からは町並みを遠くまで見渡せる。

しばし休憩の後、いよいよ首里城へ。

守礼門

守礼門

歓会門

歓会門

久慶門と城外の風景

久慶門(手前)

正殿に向かっていくつもの城門を通りながら近づいていくと、火災で燃えた跡が見えてくる。

火災跡

火災跡

火災跡

首里城を後にし、那覇市内方面へ。

夕飯は公設市場で海産物を食べようということで、1階の店を見て回る。
そしてめちゃくちゃ声を掛けられる…

鮮やかな魚が並ぶ

イラブチャーと夜光貝をチョイス。
オススメの食べ方で調理してもらって本日の夕飯に。

お刺身盛り合わせ

イラブチャーのあんかけ

あら汁

12月16日、沖縄4日目

4日目、沖縄旅行の最終日も快晴。
国際通りを後にし、那覇空港へ。

国際通りの入り口

今回の旅は全日快晴で、冬とは思えない暖かさだったのが素晴らしかった。
経験的に冬の曇り空の沖縄は肌寒いし海も悲しげだし気分も上がらないので、今回はラッキーでした。

最後に、この旅を企画してくれたgreenzさん、ありがとうございました。